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  SFCTトレーナー会議
    ドイツ・・・フランクフルト 「主催:SFCT(ドイツ)」
    2011年10月28日、29日 @フランクフルト
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2011年10月26日(水) SFトレーナー国際会議に向けて出発!

SFを教える講師(トレーナー)の国際会議が今週末ドイツで開かれる。SFCT(SFコンサルティングおよび研修の品質向上のための非営利団体)が主催して開催する第一回目の大会だ。僕の「SF実践コース」も先日認証を受けたばかりだが、まだ認証を受けた人間は16人しかいない。今回は60名ほどの参加者でSOLのような形式、つまり全体会、分科会WS、オープンスペースで構成される予定。SFを「教える」と書いたけど、ピーターのようにレクチャーをしないで体験とシェアを通じて学ぶセミナーのつくり方を伝えるWSや、とっても参考になりそうなタイトルが多くて楽しみだ!

出発する飛行機に乗り込むブリッジにこんな広告が。金融系の広告なので、お金を持っていれば充実した人生を送ることができますよ的なメタ・メッセージを感じてしまうが、人生の節目を表現していて、自分はこの年齢の時には何が重要だっただろう、これからはどうなるだろうと一瞬考えてみたくなる。この広告では、28歳の野心、40歳の意欲、46歳の充実、58歳の挑戦となっている。かなり自分の場合と重なるなあ。13歳の目覚め、15歳のいきがり、23歳の出会いなんてのがあってもいいかなあ。35歳の自立もだ。40歳は意欲というよりは焦りだったね。昨日のじいちゃんゴルファーのように「85歳の負けん気」まで色々と面白いことしたいね。

2011年10月26日(水)  真実を正直に、ただしポジティブな表現で!

ブラジル人アレックスとBARカウンターで知り合った。ボクが店に入った時にはわからない言語のダミ声でバーテンとわーわー話していたので、こわい人かなあと思ったけど、ふと静かになった瞬間に"May I smoke a cigarette?"と、とてもやさしい口調で聞いてくれた。しかも2つも離れた席にいたのに。それから話し始めたらとても面白い人だったことがわかった。その前はポルトガル語を話していたらしい。

昔は心理学者を志したこともあったけど試験に3回も落ちたので違う道に進んだとのこと。彼のセリフ、「ま、学者にはならなかったけどさ、自分は”心理”ってもんは少しはわかっているつもりなんだ。だってね、子供の頃から今まで友だちになったやつらの内40人くらいは、みんな今でも何かあるとオレに連絡してきて相談するんだよ。で、話し終わるとみんな喜んでるんだ。」本当にその感じわかる気がした。

「で、その秘訣は?」とSF質問させてもらった。彼のセリフ、「正直に真実を言うこと。ただしポジティブな言い方でね。良いことばかり話そうとすると、ある真実を避けることになり、それは変に伝わる。だけど、ネガティブなことを思った通り言うと傷つける。だからそれをどうポジティブなフレームに入れるかが大事なんだ。本当なら言いづらいことも言っていい場をつくってあげる方が、その話題に触れないようにするよりずっとましさ。」なるほど!

もう一つ彼の名言だと思ったこと。「うまくいかなかったなあと思うことを思い返してみると、必ず相手に敬意を表すべきところで敬意を表さなかったことが原因になってるね。だからオレは相手に敬意を表すことを何よりも大事にしている。」

アムステルダムのダム広場前のふらっと入ったこのアイリッシュパブで、今夜はドイツ人、ブラジル人、オランダとインドネシアのミックス等等いろんな人と興味深い話しができた。

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2011年10月28日(金)  SFCTトレーナー会議@フランクフルト開幕 なんと急遽パネリストに!

いやあ、びっくりしたけど名誉なことですな、むほむほ(笑)。

アイスブレークの後のしょっぱなのプログラムが「SFをどのように教えるか:講義をする?それともやってみせる?」というタイトルのパネルディスカッション。予定されていたパネリスト4人の内一人が家族の急病のため前日にキャンセルになってしまった。で、昨晩の懇親会の時に司会役のピーター・ローリグさんから「Aoki-san, パネルディスカッションに参加してくれないか?」と尋ねられ、Of course, yes!と即答した。

マーク・マカーゴウ、ピーター・ザーボ、キルステン・ディロルフという自分のSF学習歴でもっとも重要でJ-SOLにゲストとして呼んだ3人とこうやって肩を並べてパネリストになれるというのは、ほんとにうれしい。4人はそれぞれ「講義で教えるのか、やってみせるのか」というテーマに関して意見を述べた。マークは建築現場の足場のメタファーを使い、建物そのものではないけど建築する時には必要で役に立つのと同じで理論やモデルの重要性を強調した。ピーターは人が既に持っているリソースを最大限活かすことを第一に考えるとSFを体験してもらう「やってみせる」型のやり方が重要だと言い、その場で参加者に向けた質問をぶつけた。キルステンはドイツ人はどうしても分析的な頭で「違いを見つける」ことが大事になるのでそこにしっかり訴えかける明確な言い方が大事だと言った。

で、Aoki-sanはというと、まずはその場に対してお礼を言い、他のパネリストからそれぞれの特長を活かした形で学んできたことが大変役だっていることのお礼を伝え、講義もやってみせるも両方大事だとした。それぞれの弱点もあるので、どちらかに偏るよりは、両方大事にしたいよねとまとめた。後から色々な人が「あなたが壇上にいて良かった」と言ってもらった。他のパネリストは自分の「やり方」を主張していたのに対して、ボクは自分をそのまま出していたように見えて親近感を感じたとも言われた。これうれしいね♪

最後に「足場」としてGSFAS(General Solution Focused Attitude Scale)が役立ちそうなので、オープンスペースやるから来てねと、SFコミュニケーション指標の宣伝をしておいた。60名の参加者だけど、ソリューショニストとしての経験豊富な人ばかりのようで、雰囲気は最高だ♪ photo by Dave W. Hogan

2011年10月28日(金)  日常会話の中のSF
by Janine Waldman

J-SOL1の前にポール・ジャクソンと来日してSFワークショップをしてくれたジャニン。SF関連のプログラムではしょっちゅう一緒になる。今は「ちょっとしたリソース指向の会話をビジネスに取り入れるだけで大きな違いがつくれる」ということを伝えていくのが自分の使命だというジャニン。彼女が頼まれることが多いのは忙しいビジネスマン、しかもかなり上級の地位にいる人たちに対して45分で何か役に立つ話しをしてくれという依頼が多いとのこと。オレだったら、それでは無理ですって言いたくなっちゃうところだ。

この分科会で面白かったのは、一つの言葉がつくる強い影響をいくつか例示する方法。エネルギーバーの味に関する実験の話し。これが美味しいかという調査をする時に、SOYA(大豆)という言葉を包み紙に印刷しておくと中身は同じでも「まずい」という回答が多くなるそうだ。チョコレートケーキでは、DOUBLEという言葉がついているとよく売れる。例えば意味不明でも”ダブルベルギー仕立て”とか。そしてもう一つ、老齢の人を歩かせる実験で、「年寄り」「のろい」などの字を見てから歩くのと、「智慧深い」「経験豊か」などの字を見てから歩く様子を比較すると、明らかに見た字の通りの歩き方になる傾向があるそうだ。

日常会話の中で、否定的な影響を与える言葉を使っているかプラスの影響を与える言葉を使っているかの違いに気づいて、会話の流れを良い方向に変化させることは重要だし、そのためにSFの質問は大変役にたちますよというのが結論だった。帰国後すぐに実施予定のグローバル企業の研修で使えそうなネタがいくつかあったので、この分科会に出て正解♪

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2011年10月28日(金)  "ミラクルが起こる場づくり"
by Liselotte & Petra

ベルギーのリサロッテは一見とても控えめな感じがして日本人にとって親しみやすいタイプだと思う。レジリエンス(回復力)に関する本を書いている。ボクは彼女のファンだ。ペトラはドイツ人だけどルーマニアに20年近く住んでいる研修講師。SFはただの質問テクニックだと思っているような人がSFを使ってもあまり変化が起こらないのに、SFをうまく使ってミラクルが起こせる時があるのは何が違うからなんだろう、という問いを彼女たちは大切にしたとのこと。

最初に名前覚えゲームから入ったのがちょっとびっくりだったが、やってみると確かに雰囲気が和らぐ。で、いくつかの質問に対して2人組で話した後、3〜4人のグループにわかれて15分とり、「(ミラクルのような)変化を起こせた時には何があったからなのか」を語る時間になった。

最後に彼女たちが考える「ミラクルを起こす条件」みたいなプリントが配られた。それによれば、まずは自分が心地よく自信を持てている状態にすること、そして目の前の相手の良いところを見てつながることがあげられていた。意図はくみとれたけど、何となく焦点がしぼりきれていない印象のワークショップだったなあ。

2011年10月28日(金)  グループ討議の時間
& Lucとの会話

リサロッテの分科会の途中でグループ討議の時間があり、気もち良さそうだから外でやろうということになった。ドイツ人サイコロジストのクリスティーナ、同じくドイツ人で化学博士でいながらコーチ&講師をしているクラウス。そしてルクセンブルグのヘレン。クリスティーナはいつもいたずらっぽく笑う顔が楽しい。クラウスは写真が得意。二人ともSOLでは毎回会う。ヘレンは初顔合わせだ。

この会話の中で役にたったのは、クリスティーナが「偉い」ドクターたち相手のセミナーをする時に、良い結果が出るか、受講者に受け入れられるかどうかという”心配”の気持ちを捨てられたという話し。それから一見気難しそうな参加者は自分のCo-trainerだと位置づけてみるというとらえ方。

しかし、それよりもこの分科会が終わって、Luc Isabaertさんとたまたまおしゃべりができた内容が良かった。大会なんてそんなもんだよね。Lucさんはスティーブ・ディシェーザーの友人として知られ、ベルギーで独自にSFに近いことをしていた人だ。スティーブと出会ってからSFを広める側にまわって、ベルギーのアルコール依存症治療の世界では彼のブルージュ・モデルが採用されている。彼のスティーブに関するお話しで面白かったのは、「スティーブとはね、議論はできなかったよ。彼は自分の意見を言うだけだから。だけど彼のことが好きだったね。」という話し。それをとてもおだやかな笑顔で話された。Lucはセラピストの態度が相手を変容させると考え、スティーブはSFは質問力だと主張したそうだ。Lucによれば、問題を抱えた人はそのこと自体に否定的感情を持っている。ところがセラピストがその同じことに対して本人と同じ否定的感情を示さないという態度が保たれることで、気づきと新しい選択が生まれるというのがLucの理論だ。彼はGSFASにとても可能性を感じてくれている。Attitude(態度)という言葉が入っているのが気にいったようだ。この人だからそう思うんだろうなあと思わせるくらい、相手を受け入れるやさしさに満ちた態度の人だ♪

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2011年10月28日(金)  オープンスペースで
皆GSFASに興味津津!

オープンスペースをつくったハリソン・オーウエンという人は、色々な大会に出ると一番学びがあって良いのはコーヒー・ブレークだという人が多いことに気づき、コーヒー・ブレークをプログラム化しちゃえと発想してオープンスペーステクノロジーを創ったとのこと。ワールドカフェもそうだけど、人は自然と寄りあって開放的に話している時にいろいろと有益なアイデアを創りだし合うものだということがわかる。SFがうまく導入されたチームや組織では自然にこういうのに近い現象が起こる。SFコミュニケーション指標の8つの柱の一つである「ポジティブ感情を伴ったより活発なコミュニケーション」というのが、この類の手法と響き合っているね。

今回ボクはGSFASづくりの途中経過を皆さんに伝えて、活用のためのアイデアをいただくスペースを開きたいと紹介した。15人くらいはずっといてくれた。出入りした人もいれれば、のべ20人以上は来てくれたと思う。この写真の真ん中一番下のところにやっちゃんの簡単似顔絵入りの看板がある。

かなり共感してくれて、終了後に「協力するから英語圏でもやって欲しい」と言ってくれた人が何人かいた。僕はこのやり方だとそれぞれの文化圏、言語圏の特長が出るはずだから、それぞれ自分でやるのが面白いと思うと伝えた。そしたらエルスちゃん(ベルギーの自閉症治療セラピスト)がこう言った。「私はそんなに大きな違いは出ないと思うわ。だってSF的態度について持っているイメージはかなり万国共通になるはずで、違いはむしろ表面的な表現の部分だけなんじゃないかしら。」なるほど。もしそうなら面白いよねえ。それでこのスケールで測定される内容とその対象になる人々のQOL(生活の質尺度)や生産性、健康度などとの相関が出てくれば、世界的に使える。しかもリナックス的に継続的改定がなされていくようなものになれば、生きたものとして効果的なツールであり続ける。うん、夢は大きく持とう。

2011年10月29日(土)  フィンランド人 Peter Sundman

昨晩はエンターテインメントがあると前フリがあったからSOLキャバレーみたいなのがあるかと思いきや、ベン・ファーマン博士が若い女性とサルサを踊ろうとボクを誘ってくれたくらいで、全員が楽しむ余興はなかった。サルサは残念ながらあまり上手くノレずじまい・・・今回の大会で唯一の心残りはこれかな(笑)。

さて、2日目最初の全体会は「SF研修のクオリティーとは何か」というテーマで、このPeter Sundman(フィンランド)とスウエーデンのビヨルンが進行した。途中で「Problem Focusを場合によっては使う」という表現があり、それに対して異論を唱える参加者がいたが、このSundmanさんは至極冷静に温和にこう言った。「スティーブとウイークランド博士が昔一緒に講演したことがあって、ご存じのようにスティーブはSolution Focus(解決志向)でウイークランド博士はProblem Focus(問題志向)だったんですがね、二人ともそれはどこに重点を置くかだけの違いでしかないという点では一致していました。」SFはインクルーシブ(包含的)であることが強みだから、一見反対に見えるような言葉があてはめられている考え方でも、役に立つようにとりこんでいく懐の深さがあるよなあと思った。でもマークみたいにとがることが好きなタイプだとまったく違う表現をしたかもしれない。このSundmanさんは温和なんだよなあ。

彼の娘さんは年に一度は日本に行かないと気が済まないという日本フリークだそうだ。その影響かもしれないけど、このセッションの途中で参加者にジェンカを踊らせる時の映像&音楽がYouTubeから取った坂本九の「レッツキッス」だった。レッツ♪キッス♪ほおよせて〜♪ なつかしい。フィンランドという国・・・、なんだか身近に感じてきたなあ。

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2011年10月29日(土)  「あんたには才能がある!」

今日最初の分科会はSolutionSurfersつまりピーター・ザーボさん(スイス)チームの「セミナー受講者の質問に回答しないでおく13の丁寧な対応法」。クライアント本人の中から出てくる最適な答えにアクセスするのを支援するのが仕事と考えるピーターならではのトピックだ。今回ピーターのSolutionSurfersチームはこのチーム名で3つの分科会をエントリーしていた。ピーターは出ても出なくてもできるようにしていたらしく、それぞれ別のメンバーがリードしていたようだ。その内SOLでもチームSFジャパンみたいなエントリーで色々な人が独自のSFスタイルを披露するなんてやってみたいね。

さてこの分科会、例によってまずペアワークから始まった。今まで自分が質問されてどう答えないで済ませたことがあるかをお互いに話す。それに関連する別の質問がいくつか発せられて、パートナーを変えての対話が繰り返される。で、最後はまた輪に戻ってシェアをする。最後に彼らがよく使う13の方法がプリントされたものが配られた。最初にそれを説明してしまうのではなく、みんなが自分の経験を話した後で、参考までにと資料が配られるやり方はホントにピーターらしい。

分科会の締め方が面白かった。映画「アナライズ・ミー」でロバート・デニーロ演じるマフィアの親分が精神科医を指差して「ちょっとアンタ、アンタには才能がある!」という場面があるという話しをした後で、では皆さんお互いに指差しながら「あんたには才能がある!」と伝えてくださいだって。思わず笑顔になっちゃうし、これ結構気持ち良かった♪

2011年10月29日(土)  「SF研修の効果を高めるために
メールを活用する」

今年JIAMで実施した研修でメーリングリストが非常に盛り上がって良かったので、メールの使い方で何か参考になることがあるかなあと思い、オランダ人のHerman De Hooghさんの分科会に参加。'Interviewing for Solutions'というSFAの名著をオランダ語に翻訳した人だというので期待が高まった。

しかし、正直言ってプレゼンテーションが上手な人とは言えなかった。思わず何が下手かを列挙してしまいたくなるほどだった。しかし、実際に彼がやったことで上手くいっていることがあるわけだから、そこから学ぶことはいくつもあった。「人に接する時は良いところから・・・」でしたね、はい!

まず最初の参加者自己紹介の仕方が面白かった。「3つのことを言ってください、1得意なこと、2ここで得たい成果、3今朝8時に何をしていたか。」というもの。今朝8時(何時かはその都度違う)に何をしていたかへの回答で、お互いの生活が垣間見れるので、効果的アイスブレーキングになるという。こんなちょっとしたTIPがいろいろな人からもらえるのもこういう大会のいいところだ。それから事前課題で渡した本の各章を違う参加者に担当として振り分け、それぞれの章の専門家になってもらうという発想。ある人に関する明らかに問題描写と読める1ページ文章の行間からリソースを読み取るのを班毎のコンテストにすること。MLを始める時に、最初のキックオフメールを流す参加者のボランティアをつのること等等。

Hermanさん、いろいろ公開してくれてありがとうございます。

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2011年10月29日(土)  女性名詞・男性名詞の
区別がない言語

アナはハンガリー人。仕事をしながら大学院にも通っている。天が間違って二物を与えてしまったような美しく知性あふれる女性だ。短い時間で何かを学んで帰らなきゃっていうプレッシャーを自分にかけ続けると疲れる。そんな時、彼女と話すとエネルギーが湧いちゃうんだよねえ、くふ。

彼女はかなりの日本びいきで、ステレオタイプ的だが日本のことを色々と知っている。文化の違い等について話していたら、マジャール語には男性名詞・女性名詞の違いがないことがわかった。フィンランド語もそうだという。英語もないけど、時々代名詞でheとかsheを使うよね。それから前置詞がなく、後置詞らしい。つまりinとかtoとか前につくのではなくて、日本語と同じで「〜の中」とか「〜へ」と後につくのだそうだ。アナのような美女と話していると、共通点を一杯探したくなる・・・悲しい男の性でしょうか(笑)。アジア系と言われるフン族のハンガリー、北欧でもやはりアジア系と言われるフィンランド、このあたりって何だかだんだん身近になってきたなあ。そう言えば、ピーターもハンガリーの血だし。

英語以外にもう一つどこかの言語に挑戦したいと思っているんだけど、ハンガリー語かフィンランド語にしちゃおうかな。

2011年10月29日(土)  Focus Five ファシリテーション
by Klaus Schenck

クラウスは欧州SOLのメーリングリストでは投稿の常連でかなりの理論家だ。化学の博士号を持っていて、本も沢山読んでいる。写真が好きで、SOLの大会ではいつも彼が写真を撮ってサイトにアップしてくれている。彼のMLへの投稿には、ほとんどいつも駄ジャレがついているんだけど、それがまた知的な駄ジャレなので、ついていくのが大変だ・・・ってか、ついていけない。だからボクとしてはどちらかというと今まであまりお近づきになろうとしていなかった。だから今回彼の分科会に出たのが、彼と接した最も長い時間だった。

良かった!

何が良かったかというと、Focus Fiveというファシリテーションのテクニックも面白かったし、セミナールームを3次元的に使って頭の中に湧いてくるものをすべてポストイットに書いて外に出してしまい共有するって方法もすごいと思ったけど、もっとも感銘を受けたのは、彼の中立的な態度を保つあり方!

途中で批判的な意見が参加者から出たんだけど、感情的にというか反射的にそのエネルギーに向かって何かしようとせずに、脳みそをフル回転させて相手の意見の良いところを探して認めた上で、彼の主張との接点についての可能性を伝える。批判的意見のストレスを相手に返さず、自分を苦しめるようにもせず、知性を活かしてその場の目的を達成しようとする。さすがドイツ人・・・、いや、個性かな。クラウスに拍手!そっか、わかった。「良かった」のはクラウスじゃなくて、苦手だと思っていた人に敬意と親近感を感じることができたのが嬉しいんだ♪

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2011年10月29日(土)  SFCT Trainers' Conference
閉幕

フランクフルトの2日間速かったなあ。5年前にアムステルダムで別の人たちの主催でSFトレーナー会議があってやはり2日間だったけど、あの時の方が長く感じた。HPに載せた写真記録を振り返ってみると、あの頃はデジタルカメラもまだ撮るのが楽しくってしょうがない感じだったから、やたら沢山の写真を撮ってたようだ。

だけど、あの時の写真で手元にないのがとっても残念な場面が2つある。一つは、スティーブの追悼大会という趣旨に合わせて懇親会の場で”イマジン”をスティーブに捧げるという替え歌にしてピアノ生演奏をバックに歌った場面。インスーが聴き入ってくれた姿が懐かしい。もう一つは参加者に対してお辞儀の仕方をボクが教えた場面。BRIEFのクリス・イブソンがしかけてくれた余興だ。あの時はほんとにその場が日本になった気がした。

で、なんと今回その5年前の大会の主催者がいて、偶然席が隣合わせになったのでその時の話しをしたら、「あなたはあの時お辞儀の仕方を教えてくれたよね。その時の写真がありますよ」だって!是非送ってくださいとお願いした。

閉幕はあっさりしたものだった。が、この写真を見て今大会のことで大事なことが一つあるのを思い出した。マークが初日のパネル・ディスカッションで、彼が開発した“SIMPLE”というモデルはUSELESSだと言い切ったこと。彼は結構短気なので極端な言い方をすることが多いから、文字通り「役立たず」って彼が思っていると受け取るのは間違いだと思う。だけど、確かに6つのツールの方が使われているし、ボクの7つの基本要素も基本的にそっちを重要視した。彼の真意は計りかねたけど、すごいと思ったのは、自分のつくったものを否定してさらに次に進もうとする変革意欲!さすがSOLをつくった人だ。昨日彼が言ったように、理論は足場に過ぎないから、いつかはずす時がくるんだよな。SFの世界は進化し続けるんだねえ。2日間大変実り多い大会でした。m(_ _)m

 


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