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SOL国際会議2011
2011SOLムービー
公開日記「そのままやっちゃん」から転載したものです。
Photo by RUIKO AOKI
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2011年05月17日(火)  バラトンフレドへようこそ!

ハンガリーのバラトン湖畔にある温泉保養地で開催されるSOL2011の会場、アナ・グランドホテルに到着した。素晴らしいところだ!一枚の写真じゃ伝えられないのが残念。緑豊かな環境で、グランドホテルという名称にふさわしいゆったりとスペースをとった建物。敷地は湖畔の公園のようなところから壁もなく自然につながっている。部屋の天井は高い。だけど4階までしかないのでアットホームな感覚で過ごせる。天気は五月晴れで空気はとても気持ちいい。文句なし!

となり合わせの施設は湯治場として有名な保養所で、欧州中から年配の人たちが集まるらしい。ちょっと前に日本のテレビ番組で紹介されているのを偶然見て、庭に鉱泉が汲める小屋があるとわかっていたので行ってみた。するとイタリア人らしいおじいちゃんがいて、カミさんに手振りで飲め飲めと誘う。少ししか飲まないので、僕にお鉢が回ってきた。頑張って飲んだ。すると手振りで「これで元気だ」と言わんばかりの身ぶりを見せて、意味ありげに僕らの顔を見て笑った。こんなことがあると楽しいよね♪

ハンガリーの有名な貴腐ワイン「トカイ」の試飲ができるコーナーがあってテイスティングしている内に気持ちよくなってしまった。日本の状況を離れて、こんなことができていることに深い感謝の念が湧く。

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2011年05月18日(水)  Harry Kormanのマイクロ分析

SOL大会前日の今日は、プレ・カンファレンス・セミナーが2本開催された。一つはベルギーのアントン君とリサロッテさんのレジリエンスのWS。僕が出席したのは、このハリー・コーマンさんの「SF対話における言語」。とっても面白かった。会話のマイクロ分析で有名なバベラス博士と親しくて共同研究もしているらしい。アムステルダムで5年前に開催されたSFトレーナー大会で聞いたバベラス博士の話は面白くて、僕のセミナーの中でもよく引用させてもらった。傾聴中心のセラピストは相手の否定語を繰り返す度合いがSFセラピストよりも多いという内容だった。今日のハリーのセミナーでは、セラピストがいかに対話の中で紡ぎだされるストーリーの流れをつくることに加担しているかというのがポイントだった。

彼はSFを学び始めた当初、SFで支援をする人はまず相手のプロブレムトークを傾聴して、それからソリューショントークに変化させていくものだというモデルを持っていた。ところがSF創設者スティーブ・ディシェーザーのセッションを観た時にそれが間違いであるという事実に行きあたった。なんと彼は1分もたたない内にクライアントがプロブレムトークをしようとするのを中断させて、解決についての話しをさせてしまったのだ。ハリーは色々な流派のセラピストのビデオ、特に最初の数分をマイクロ分析して比較してみせてくれた。マイクロ分析というのは一つひとつの発語や反応がどのように関係しながら起こっているかを分析するものだ。相手が話したことの中のどの言葉をとりあげて繰り返すか、どのような質問をするか、どのような表情や間の取り方をするか、などのすべてに「前提となる考えやとらえ方」が含まれている。だから対話のプロとしては、それを自覚して注意深く選んだ言葉で反応すること(あるいはしないこと)で、クライアントが欲しているストーリーをつむぎだすことに上手く加担することが大事だという論旨。とても説得力ある資料を見せてくれた。納得!

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2011年05月18日(水)  レセプション

庭につながるテラスでのレセプション。8時半でこの明るさ。英語にnightとeveningの区別がある意味がよくわかる。ワインとサンドイッチ、簡単なオードブルでみんなずっとワイワイやっている。終わりの時間は決まっていない。いくらでもどうぞってopen end。11時前には部屋に戻ったけど、まだ沢山人は残っていた。

夕方にはバラトン湖のボート遊覧ツアーがあって、たまたまスイスのダニエル・マイヤーさんと話した。彼が言うには、3・11以降スイスでも原発に対する議論がかなり盛んになったそうだ。彼自身若い頃に反原発運動に参加していた経験があり、今息子さんが反原発バッジをつけるようになったので、自分も昔の缶バッジを探してつけているそうだ。日本での事故が与えている影響はかなり大きいようだ。

レセプションで会った印象深い人は、グレゴリー・ベイトソンの末娘ノラさん。ベイトソンと言えばダブルバインドの理論で精神医療界に大きな影響を与えた思想家だ。せっかくのチャンスだったので、ベイトソンについての質問をいくつかさせてもらった。「彼は一言で言うとどんな人?」「LIFEを愛していた人ね。」「彼がこれだけ多くの支持者を魅了したのは何故だと思う?」「彼は文化人類学、哲学、サイバーネティックス、精神医学などいろいろな領域にまたがった研究をしたから『学際的』というレッテルを貼られるんだけど、本当は彼はそれぞれの学問を別々に勉強したわけではなくて、純粋に知的探求をしたのよね。だからどんな分野の人から観ても、彼のとらわれのなさが自由で智慧深いものに感じたのではないかしら。」んんん、私もそのようなヒトになりたい♪

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2011年05月19日(木)  SOL2011初日朝の日本チームミーティング

今回参加している日本人は16人。14人がリピーターで2人が初参加。全体で120人くらいの大会だから、13%が日本人てすごいことだ。朝のミーティングで今日の予定を確認。コーディネーターの西田さん、通訳の大ちゃんから連絡事項などが伝えられた。日本チームが出る予定にしているのは、スウエーデンのビヨルンとエバのグループコーチング事例WS。スイス在住イタリア人マルコ・ロンザーニの組織開発事例"ASK THEM"。これってタイトルだけで、答えはクライアントが持っているという結論が見えるよね。そしてリトアニアから来ているデイニウスのチームの企業変革事例。第一スロットでは、日本から伊藤喜代次さんが「競争から協働へ(From Competition to Co-working within an Organization)」というタイトルの事例発表をする。何人くらい来てくれるかなあ。

まずオープニングセレモニーから始まり、2つの分科会そしてランチの後、全体会でベイトソンの末娘ノラさんとマークの対談。そしてもう一つ分科会の後は自由時間。ディナーの後はワインテイスティングや、マッサージ、ボーリング(このホテル内に4レーンある!)などの自由参加アトラクション。

さあ、いよいよスタートだ。

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2011年05月19日(木)  オープニング

SOL大会の冒頭にはいつもOKメッセージをお互いに交換し合うしかけの説明がある。今回はこの宝物袋。大会テーマが「組織の中の宝物を発見しよう(Discovering Treasures in Organisations)」なので、この袋には宝箱の絵がプリントされている。そして参加者はあらかじめ用意されていた(あるいは到着と同時に撮影&プリントされた)自分の写真を封筒に貼って、全体会場の壁際に張り巡らされたロープに洗濯物のようにぶらさげておく。小さな白紙カードも配られて、OKメッセージを書いたらそれをあげたい人の袋に入れるという仕掛けだ。うちのセミナーコーディネーター藤沢さんの宝物袋と並べてぶらさげた。よく見るとソリューションフォーカスコンサルティングのロゴシールが貼ってあるんだけど、見えるかなあ!?

今回は23カ国から120人が参加。そんなに沢山の袋が並んでいたら探すの大変だなあ、探すの面倒臭くて書かない人も多いんじゃないかなあとちょっと心配。でもそれも宝探しだと思ったら楽しいかな(笑)。

オープニングは結構あっさり終わり、さあどうぞ宝探しにお出かけくださいということで、それぞれが自分の選んだ分科会Iの会場へ。

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2011年05月19日(木)  分科会I:
スウエーデンの失業者対策ワークショップ感動物語

日本人グループの参加分科会として最初に選んだのは、スウエーデンのビヨルンとエバによる「失業者へのグループコーチング」。北欧は社会保障が充実している分、長い間失業状態にいる人たちへの就職支援が課題となっている。障害を抱えて10年、15年と失業状態を続けている人もかなりいるらしい。行政機関にはそういう人たちのリストがあり、就職可能性がありそうな順に並んでいるらしい。逆に言えばリストの一番下は最も可能性がなさそうな人たちだ。そのリストの一番下の方から、つまり最もhopelessな10人に対してグループコーチングワークショップを行った成果の報告だった。

「仕事につきなさい」というプレッシャーをかけるとどんどん引いていく人たちだとわかっているので、コンタクトをとる時に参加を強制しないし、目標も「就職」とせずに長期的に大事なことに取り組もうという少し曖昧なものにした。できるだけハードルを低くするために、ワークショップ中に発言してもしなくてもいいし、いつでも部屋を出ていっていい等、とにかく自分のペースで参加できることを強調。なのでコンタクトした全員が参加。

感動したのは、対人恐怖症でこういうグループワークにはとても参加できそうにないと言っていた女性の話。最初は出口のすぐそばに座っていつでも出ていっていい状態からスタートし、次は部屋の少し中にすわる、次は一言だけしゃべる、という風にまさにスモールステップでだんだん目標を高くしてついに最後まで参加。そして何と就職までこぎつけたそうだ。ビヨルンたちの相手を信頼し辛抱強く見守る支援姿勢が素晴らしい!

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2011年05月19日(木)  分科会II:
写真で職場の人間環境を変える

フィンランドのSFCT(SF品質向上協会)支部長マリカ・タマエイドさんのワークショップ。写真を使うというところに興味を持ち、日本人グループとは別行動で参加した。

「自分の仕事中の写真を見たことある人?」と、まず問われた。研修講師のような仕事をしていれば講演中の写真はあるのが普通かもしれない。しかし、普通の会社勤めをしている人は意外とないんじゃないかなあ。マリカが勧めるのは、職場での自分らしさを現わす写真を同僚に撮ってもらうこと。ただし、撮る前に以下のようなテーマの会話をする。

「自分のどのような面が現れる写真を撮りたいか」
「人生(自分)のどのような側面を強化したいか」
「撮りたい写真を撮るために必要な小道具は何か」

残念ながら時間切れで実際に写真を撮るワークはできなかったが、撮った写真から自分が何を感じ取るかを味わう時間を取り、そしてもっとも自分らしさを現わしている写真を選ぶというプロセスが楽しいらしい。

確かに職場の同僚とこんなことをやれたら新しい側面を発見したり、かなり親密になる可能性はあるよね。この写真はマリカがある職場で、もっともあなたたちらしい写真を撮らせてと言って撮ったもの。誰一人同じポーズをしていなくて、存在感があるので気にいっている作品とのこと。うん、こういうのいいね♪

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2011年05月19日(木)  脱原発の動き

今回はやはり日本の実際の状況はどうなの?という質問を沢山受ける。これは昨日のバラトン湖ミニツアーの写真で、背中は言うまでもなくやっちゃん。舳先にいるのがスイスのダニエル・マイアーさん。話しは、3・11以降何が変わったかということで盛り上がった。

スイスで今は脱原発の動きが加速しているそうだ。彼は若い頃、反原発運動に参加していた。その頃に缶バッジをつけていたそうだが、最近ティーンエージャーの息子が脱原発バッジをつけ始めたので、昔の自分のバッジを探したらしい。何かあれば救いようのない事態になる可能性があることを見せつけられたこの原子力というエネルギーに頼っている状態を何とか世界的に変えたいという気持ちは僕も持っている。しかし、スイスには地震も津波もないのに脱原発の動きは盛り上がるのかと聞いたら、彼の答えはこうだった。

確かにスイス原発には地震のリスクは低いかもしれない、しかしスイスは面積の割に飛行機がとても高い密度で飛び交っている。テロにしろ事故にしろ、一度でも原発に飛行機が突っ込むようなことがあれば、最悪の事態になることがFUKUSHIMAでわかってしまった。だから脱原発を考える人は多くなった。

ドイツのメルケル首相はもともと原発推進者だったのに今は反対の方向に行こうとしている。日本の政治家も目の前の利害でなく本気でまつりごとをするチャンスだと思う。そして国民もこれほど他人事ではなく自分が意思表示をする必要にせまられたことは歴史上初めてかも。

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2011年05月19日(木)  Nora Bateson

ノラはグレゴリー・ベイトソンの末娘。ベイトソンと言えば、グリンダー&バンドラーが催眠療法家のエリクソンを研究してNLPを創りだすきっかけを与えた人だということで、ロバート・ディルツなど、彼から直接薫陶を受けた人たちは非常に大きな尊敬の念を持っている。また1950年代にブリーフセラピーの源流をつくることになるセラピストの一派とMRIという研究所を設立し、精神の不調は個人の中にあるのではなく、人と人の間の相互作用でつくられるという斬新なとらえ方をしたことでよく知られている。「よし、ベイトソンだ!」と思って20年前に原書を買ったけど・・・読んでません(恥)。

今回はノラが制作したベイトソンの伝記映画"An Ecology of Mind"の上映とマークとの対談をからめた全体会セッションだった。英語がなかなか聞き取りにくかったのと、内容の抽象度が高くて、なかなか全部理解できたと言えない人が多かった。ただ、この映画評で「やっと思考することを大切にしている人の映画がアメリカで受け入れられるようになった」という、ある意味辛辣なものがあるのが面白かった。確かにハリウッド映画は何も考えなくていいもんなあ。

ナレーションを入れるノラの声はとても落ち着いていて、セクシーだった。彼女が小さい頃お父さんと一緒にいるシーンがとっても愛情あふれて見えるのが魅力的な映画だなあ。

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2011年05月19日(木)  分科会III:
リトアニアのスーパーマーケット復活物語

デイニウスを代表としたこの3人のイケメンチームはリトアニアから来ている。デイニウスは5年前初めて会った時から話していてとても気持ちいい。で、彼の仲間たちと本当にいいチームワークで仕事をしているように見えるし、結構仕事が来ているようなので前から注目していた。どんな風に仕事しているのかなあと。なので、今回は躊躇なくこの分科会を選んだ。

IKIというリトアニアのスーパーマーケットチェーンはリーマンショック以降大きな危機に見舞われた。すべての数字が落ち込み、人がやめていったり、やめさせられたり。デイニウスのチームに仕事の依頼が来た時には、長〜い問題リストを見せられ、なんでもいいから解決してくれとお手上げ状態だったらしい。で、彼らはまず自分たちの仕事のやり方を説明した。「組織とはコミュニケーションである」という前提で、そのコミュニケーションを変えていくことを手伝うが、個々の問題に対する答えを与えるわけではないと。そのことは了承され、SFを活用した改革セミナーをやることになった。

2日間のセミナーに社内から手あげで150人ほどのマネジャが参加した。ソリューションフォーカスの考え方を簡単に説明した後で、参加者から様々な改革アイデアを集める2日間のワークショップ。で、すごいと思ったのは、最後に宿題を一切与えなかったこと。代わりに彼らが伝えたのは、これだけやったらきっと何か新しい変化が起こるはず。だからそれに気がつけるようにまわりで起こることに注意を向けてというメッセージ。これって信頼されてると思っただろうねえ、参加者は。オレなんかどうしても確実に行動を起こすような仕掛けをつくらなきゃって発想してしまいがちだ。初日のビヨルンの分科会でも言ってたけど、何かをやらせようとしているように見えないことは大事なんだよなあ。最後に見せてくれたマネジャたちのインタビュー動画が素晴らしかった。本当にコミュニケーションが良くなってお互いに信頼し合えるようになったという喜びがあふれていた。

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2011年05月19日(木)  2011年度SOL運営グループミーティング

毎年SOL大会の途中で運営グループのミーティングが開かれる。運営グループといっても年に一度この時にしか会わない。そしてこの一年間に開催されたSOL関連プログラムに関する簡単な報告がなされ皆で拍手する。「昨年の6月日本ではJ−SOL3に150人集まり・・」と言ったところで「おおっ!」とどよめきが起こった。本家のSOLより多いわけだからね。ちょっと自慢げな表情になるのを抑えられなかった(笑)。スイスの夏期合宿も大きな拍手を受けていた。

その後で、議題が採択され必要なだけ議論される。で、意見が割れた時は多数決にしない。多数決で決めるというのは、どうもここではクールではないようだ。今回はメーリングリスト上でセミナーの宣伝に類する投稿をどのようにするのが望ましいかというのと、運営グループに一旦参加しながらその後来ない人のメンバーシップの扱いをどうするかという2点について討論がなされた。

慣例として次年度開催地の主催チームリーダーが司会をすることになっている。来年は英国オックスフォードなので、ポール・ジャクソンが司会をした。彼自身がオックスフォード大学出身なので、今回はマントと角帽を持ってきてプロフェッサー風の発音で来年の宣伝をしていた。BBCでラジオ番組をつくったり、俳優へのインプロ指導をしてた人なので、いつも独特の間をとってユーモアたっぷりに話す。来年が楽しみだね♪

ミーティングが終わって、メシ食って、スパでマッサージしてもらった。あとは寝るだけえ、おやすみ。

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2011年05月20日(金)  朝のリズム遊び by Balazs Alpar

大会の朝は何かしら身体や感覚を使うウオーミングアップをすることが多い。今回はこのBalazsさんがリズム遊びをリードしてくれた。横にいる女性は恋人だと紹介されていた。こっちはそういうのがしっくりくるんだよなあ。

彼はFugato Orchestraというハンガリーでは有名なバンドで作曲とアートディレクターを担当しているそうだ。クラシック音楽出身で楽器を弾きこなす技巧はかなりのレベルらしい。英語はとてもきれいで、話し方が落ち着いていてうまい。

僕たちをいくつかのグループにわけて、シンプルな2拍子のリズムから始まって、だんだんシンコペーションの入った難しいリズムを重ねていく。そのうちダンスや歌詞もつけていく。それにしてもSOLの参加者はそういうのによくついていくよなあ。踊らにゃそんそん♪

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2011年05月20日(金)  ZACROSが SOL World にデビュー!!

前にも書いたけど、今回のSOL大会では事前に参加者による「どの事例から学びたいか」という投票をして、分科会発表予定事例の中から最高得票を得たものが全体会で共有されることとなった。ZACROS(藤森工業)の事例は「"SF inside"化を目指して」ということで、2008年からの取り組みの軌跡を報告させてもらった。

この写真は原稿を読んでいるが、冒頭でSOL関係者から東日本大震災に対するお見舞いメールや応援メッセージを色々な媒体を通じていただいたことを感謝するメッセージを読み上げているところ。やはり原稿がないと余計なことを言い過ぎちゃうからね。ピーターが横にいるのは、ファシリテーターとして僕のプレゼンの合間に参加者のリフレクティングや質問&コメントをはさんでいく役割のため。当日この場でよりも、事前に発表内容を絞り込んでいく過程で彼が果たしてくれた役割が大きいね。ZACROSの皆さんは既にJ‐SOLで二回も発表してくれているし、初めてSF基礎コースを社内で開催してから3年がたっている。伝えたいことは山ほどある。それなのに、なんと発表は15分程度にしてくれという注文が来た時は「うっそー!」と思った。インタビュー動画もやっと48分に短縮ところだったのに。しかし、自分が聞く側に回る時は確かにポイントをおさえたシンプルなプレゼンにして欲しいって思うよなあ・・・ということで、ピーターの問いかけに答える形でまとめていった。結果自分でも何が言いたいかがまとまっていくのが面白かった。

僕とZACROSの関わりは基本的にはSF基礎コースの研修講師として、それからSF実践コースの中でのZACROS社員の方たちとの関わりだけだ。だから、SF inside"に向けて社内で起こっていることはすべてZACROS内ソリューショニストの創意工夫によるもの。僕はそのことを取材させてもらってレポートしている。そういうスタンスに関して、謙虚であるとおホメの言葉を沢山いただいた。うれしいけど、謙虚っていうか事実だからね。それにしても、社内のことをこういう形で公開することを許してもらえるのはうれしい。

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2011年05月20日(金)  CNPR (Chain of Natural Positive Response)

僕の報告の中で「自然好反応連鎖」って言葉をSOLの場で初めて提唱させてもらった。ZACROS名張工場での取材において多くの方が「職場の人間関係がとても良くなって生産性も上がっている」というので、「あなたはどんな風に変わってきたんですか?」と聞くと、「いやあ、僕は変わってないですよお。Aさんが変わったのはわかりますけどねえ」と言う。今度はAさんに「どう変わったんですか?」と聞くと、「いや、僕は変わってませんよ。Bさんが変わったんですよ。」なんていうやり取りが繰り返された。最初はただシャイだから謙遜してんのかなって思ったけど、どうも本当にそう感じているらしい。この現象をどうとらえるか?

具体的に詳しく話しを聞いてわかったのは、OKメッセージが伝わると気持ち良い。気持ち良いと周りの人にやさしい気持ちになれる。やさしい気持ちになれると相手のためにちょっとしたことをしてあげることになる。その受け手もまた気持ち良くなって別の人に何かしてあげることになる。そんな連鎖がつながっていったらしい。それは自然な反応なので「自分は変わった」なんていう感覚はまったくない。しかし、他者の目には「あいつは最近変わった」と映る。最初のOKメッセージ発信者はSFを何とか実践しようと意図的だったかもしれないけど、そこから先は、それをSFとか意識せずにやっていた人も多いようだ。なので「自然好反応連鎖」。硬い言葉だけど、意味はとってもソフトだ。

組織開発、組織活性化の手法は色々ある。でも最終的にはCNPRを引き起こすことができれば、そこにいる人にとって「わざとらしくない」「自然と親密感や協働感覚を持てる」ユーザーフレンドリーな手法となる。そしてその段階ではもう手法は意識されなくなる。人間は機械ではないし、もともと協働を心地よく感じる社会的動物としての本能がある。それを共に目覚めさせていくことができれば、メンタルの問題を発生させずに生産性は高められる。

この話を聞いて拍手をしてくれているジェニーの表情がいいなあ。

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2011年05月20日(金)  "Chopsticks"天国と地獄の違い

発表が終わって、色々なOKメッセージを伝えに来てくれた♪うれしいね。

事例発表の最後は、仏教の「天国と地獄」の寓話で締めさせてもらった。若い禅僧が老師に「天国と地獄の違いは何ですか?」と尋ねる話しだ。天国も地獄も同じテーブル、同じ料理、「1m」の長さの箸。あるものは同じ。ただ地獄では1mの箸で自分だけが食べようとして食べられず、苦しみもがく。天国では自分では食べられないけど、他の人に食べさせてあげるので、皆しあわせ。イラスト入りでナレーションしたら、イラストが欲しいと色々な人から言われて、さし上げた。

ZACROSで起こったCNPRは、まだまだ全社的に見れば部分的な現象かもしれない。しかしその意義は大変大きい。会社が”天国”になる。それは不可能なことではないのだ。そんな会社が増えたとしたら、社会が天国になる。あり得ない・・・?いや、あり得る!?

やってみればいいのさ。JUST DO IT!



小さなことからね♪

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2011年05月20日(金)  オープンスペース

マークがいつも進行してくれるオープンスペース。今年は時間枠としては、一つが30分の枠を4つとって、なんと25のトピック立てがあった。実際にすべてが成立したかどうかは定かではない。ボクはせっかく全体会で発表しながら質問やコメントの時間がほとんどなくなってしまったので、CNPRについて話したい人集まれ〜と、旗を立てた。実際に10名集まってくれたので、やって良かった。マークやモニカさんも来てくれた。モニカさんは、「僕じゃないよ。彼がやったんだよ。」というZACROSの人たちの姿勢に感動したと言ってくれた。彼女のルフトハンザシステムズでも見習ってマネをしたいところがいくつもあったとのこと。うれしいね。

日本からは他に、合気道をやっている西田博明さんが「ボディワーク」をテーマに、吉田謙さんが「被災地支援」をテーマにスペースを立てた。どちらもなかなか評判が良かったようだ。

今年はJ−SOL4でもオープンスペースをするので、どんなトピックが立つか楽しみだなあ。日本人は「バタフライ」とか「蜂」とか、出入り自由な有り方をどんな風にとらえるんだろう?来た人が必要な人、始まった時が開始時間、終わった時が終了時間。この自由さの中での対話がいいんだよねえ。

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2011年05月20日(金)  深遠な哲学・理論にしたがる傾向

スウエーデンのJoshuaはベテラン臨床心理学者だ。彼に僕のプレゼンテーションの感想を聞いたところ、内容がシンプルなところがいいねと言ってくれた。その意味あいはこうだ。臨床でうまくいくことは案外シンプルなことだ。特にSFでは簡単なことが効果を持つということでスタートした。ところが人間というものは途中からだんだんとそれに深い意味を見つけたくなる傾向があるらしい。ある人が昔の哲学者の理論を持ちだしてきて、効果がある理由を説明する。そうすると抽象度のレベルが高い対話が始められ、最初は簡単だったものがだんだん難しく沢山説明されるようになる。スティーブ・ディシェーザーをSFAというネーミングが始まる前から知っているJoshuaから見ると、ヴィトゲンシュタインなどを担きだすのは不必要なことなようだ。そういう意味でAoki-sanの話しは、シンプルに起こった良かったことを伝えていて好感が持てたそうだ。

笑ったのは、人間はなぜか難しい説明をつけた方がありがたみが増すという傾向があるという話で、彼の学生時代にマルクス主義と精神療法がいかに密接に関係しているかという論文に取り組んだ先生がいて、理屈の上ではそれが成り立っちゃうんだからすげーよなーとこのテーブルで皆が大笑いした。

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2011年05月20日(金)  バランスを取る "Getting Balanced"

スイスのピーターの奥さんステファニーとランダムアクセスカードの発案者ドミニク・ゴダット君、ロレンツ・ユンギさんのワークショップ。僕は途中から出たんだけど、みんなで並んで細いハーフパイプの中をボールをころがしてパスするなんていう楽しいゲームを最初の方でやってたそうだ。ワークライフバランスがテーマで、それを楽しいゲームやポストイットでの短いメッセージ等を通じて楽しく語り合おうって趣向だった。屋外でやるイメージは良かったんだけど、だんだん暑くなってきて日陰に移動した。まさにバランス取る必要があったわけだね(笑)。

自分にとって面白い発見は、ここ数日の自分の状態をグラフにつけるエクササイズだった。自分の精神状態のアップダウンを数時間単位でつけていって、もっともバランスが取れていたのはどの時間帯だったか。それは何があったからなのかをパートナーと話すというもの。今日の午前中の自分の出番がここ数週間のストレスの種だったので、それが終わってからの時間が心地よい興奮が沈静してきてバランスが取れていると伝え、パートナーが「何があったからなの?」と聞いてきた。

大きな仕事が終わった後はいつもそうだよ、と単純に片づけてしまおうかとも思った。だけど、今回の気持ち良さってどこから来ているのか、よ〜く考えてみると自分のための発表というよりも、ZACROSの人たちがSFを使ってこんなに素晴らしいことをしてくれたってことを世界の人に知らしめなきゃもったいない、そして日本の事例から世界の人が学びたいって思っていることに日本人がしっかり応えている姿を日本人ソリューショニストに見てもらいたいっていう使命感があったからだなあって思えた。だからプレゼン最後の「天国と地獄」のストーリーもそのままの気持ちを込めて伝えることができた。使命感の力は大きいよねえ。それなしに仕事するとすぐ疲れちゃうけど、使命感があると耐えられるし、やりぬけると自信や誇りにもつながる。「使命感」と言葉にしてしまうと大きく響くけど、ことの大小は別にして、自分以外の人のために何かをすることは誰でもある。それって社会的動物であるすべての人間の使命感の基本につながると思う。

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2011年05月20日(金)  プロマネの頭の中!?

ハンガリーの優秀なプロジェクトマネジメント専門のコーチ2人が、PMBok
(Project Management Body of Knowledge)という世界標準になっているプロジェクトマネジメントのプロセスにSF的な要素を加えようとするのを一緒に考えるワークショップだった。

まずプロジェクトマネージャーというのがいかに大変な仕事かというのを実感するためのデモンストレーションがあった。一人がプロマネ役になり真ん中に立つ。そしてその周囲四方に4人が立ち、それぞれこっちの方に来てよとわめく。真ん中にいるプロマネはもちろんただ混乱する。色々な人が関わっていて、相互のコミュニケーションがとりづらい中でプロジェクトを進めていくことがいかに大変かはよくわかった。もう一つこの写真は、実際にはA3の紙だが、細かい字やグラフ、図表などがびっしり印刷されている。「これはプロマネの頭の中です。そういう役割の人と話す時、その人の頭の中はこうなっていると思ってください。」とユーモアを交えて、いかにプロマネが夥しい数の懸案事項を抱えているかをわからせてくれた。

で、実習として面白かったのは、プロジェクトを進めていく上でのリスクアセスメントをするのにSF的要素を活用したら、深刻になり過ぎずかつもれもなく効果的にリスク検討ができるようにならないだろうか、アイデアを考えようというもの。

僕たちのグループでは、「色々困難はあったけど、結局最後はプロジェクトが成功したというフューチャーパーフェクトの地点に行き、何がどう良かったか、誰がどう活躍したかを振り返るバーチャルストーリーづくりをする」というアイデアで話しは盛り上がった。

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2011年05月20日(金)  英語は話さないけど難しいことはわかる!?

欧州人でもベイトソンの映画をそのまま理解するのは難しいという人は多かったし、僕もよくわからなかった。が、カミさんがあの映画の後日本人グループと話していたら、戸辺さんがよく理解できたということで皆に解説していたという。で、ディナーの時に戸辺さんのところに行き、教えを乞うた。

正確に彼女の言葉を再現できないが、多分こう言ったと記憶している。「存在するものは存在するんだから、嫌なものであっても何であっても否定しようが何しようが存在するし、なくなるわけではない。だから大切なのは、存在するものの間の関係を調べること。そして欲しい状態がつくれるような関係に構築しなおすこと。そしてSFは存在する色々な人の間の良好な関係構築に適している。」

なるほど!納得がいく。戸辺さんは普段は英語はできないといつも言ってきた人なのになあ、何でわかったんだろう?SOLに4回来る間に秘技を身に付けた?それとも難しいことの方が得意なんかい!?

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2011年05月20日(金)  SOLキャバレー♪

これは出し物に対してスタンディングオベーションを送っているところかな。残念ながら今回のSOLキャバレーのいい写真が残ってない。

恒例通りポール・ジャクソンが司会をし、色々な人が一芸を披露する。パントマイムあり、歌あり、オリジナル詩の朗読に合わせた即興ジャズなんてシャレたのもあったし、結婚を披露なんてオメデタいのもあった。

日本人グループからは2つ出し物があった。一つは吉田さんがウクレレ弾きながら原田さんとのデユエット。もう一つは全員で"Over the Rainbow"を歌い、最後に手拍子で〆るというもの。歌う時にスクリーンに今回の大会中に撮った写真をスライドショーするというのをつけた。「虹の彼方に」の選曲は、3・11の後の日本人が未来に向けて進むぞという意味あいを込めてのものだったので、スライドの一枚目はオランダのデザイナーがつくった日本応援バッジのアップを入れた。ドイツのピーターさんがディナーの時にわざわざ僕のところに来て教えてくれたので、うれしくて日本人の皆に紹介して、すぐに写真に撮り使った。このスライドショーが結構ウケて、「日本人が写真好きな意味がわかった。誰かと一緒に過ごした大事な思い出をこういう形で大事にするという習慣なんだね」というコメントをもらった。

毎年日本人がにぎやかに何かやるもんだから、キャバレーの前に「今年は何やるの?」と多くの人が聞いてくるのが面白かった。まあ、ちょっと変わった日本人の集まりかもしんないけどねえ(笑)。

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2011年05月21日(土)  マークの"Narrative Emergence" 流転相

今大会最終分科会、日本人グループはマークの"Narrative Emergence"を選んだ。僕としては「流転相」という言葉をどういう風に使っているのか知りたいというのが目的だった。マークはアカデミックで抽象的な言葉を使うの好きだけど、僕はそういうのをとことんつきつめたいタイプではないので、途中で適当にあきらめちゃう。コミュニケーションがうまくいって目的を達成するために役に立つことは知ろうとするけど、それがどういうことなのかを”深く”説明するための言葉にはそんなに興味がないからいいやと今までは思ってきた。でもねえ、多くの人にSFの良さを知ってもらうためには、説明言葉が必要な時があるんだよなあ。人間だから「知ろう」とする欲求が満たされる必要もあるし。ある種の人々には自明なことも他の人には解説が必要な場合もあるし。

今回のWSでは特に新しいものがあるという感じはしなかったなあ。彼は前から「全ては変化している。我々に必要なのはその中から有用な変化を見つけだし、それを育てることだ」という言葉をずっと使ってきたし、流転相もそのこと言うためのキャッチーな枕として使っているみたいだ。

できるだけ決め付けてしまうことをせずに、いつも変化の様子を観ながら、どの要素を大事にしたら良いか、その場で現れることを大事にしながら見つけていこう。そんなメッセージを受け取った。方向性は大事だが、基準をアバウトにしておくことで、想定外の有用なものをとりこんでいくことが大切。こういう考え方はしっくりくるねえ。

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2011年05月21日(土)  SFと自分の関係史をふりかえる

いよいよ全体での最終セッション。10周年記念大会でもあるからだろう、キルステンの進行でSFの歴史と自分史を重ねて振り返るセッション、題して"Historical Plenary: Solutions in Organisations"。テーブル毎に「1980〜85」等と年代が書いてある旗が立ててあり、大きな紙とペンが置いてある。みんなで動き回って、その年代に自分にとってはSFに関するどんな体験があったかを書き入れる。で、後からテーブル毎に書いてあることのいくつかをみんなの前で読んでいった。

一番古い年代は1975〜80年だった。僕は「アメリカに一年間留学し、言語・文化の違いを学ぶことから意味論に興味を持った」と書いた。偶然この言葉が最初に読みあげられて、何だかうれしかった。

やっぱり新しい年代の方がみんな書くことがあるので、そっちは混んでいた。僕にとっては、やはり2005年のソリューションフォーカスコンサルティング設立以降のこと、2008年のJ−SOL創設以降のことが大きい。誰が書いたかは知らないが、「青木さんから〜を教わった」なんてのがあって「ふふふ」と笑みが浮かんでしまった♪

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2011年05月21日(土)  J−SOLからの貢献”SOLキャンドルBOX”

クロージングセレモニーでキャンドルに火が灯され、「日本の代表の方出てきてください」と言われたので、出ていった。次のSOLイベント主催者にSOLキャンドルをバトンタッチするという儀式なので、なるべく丁寧にお辞儀をして(いつもメールの結辞はbowingにしてるから余計意識した)、おごそかな雰囲気で受け取った。だけど、よく考えてみたら次のイベントはスイスで開催される「SF夏期合宿」じゃなかったっけ?と思い、確認したら、やはり手違いだとわかった。だけど皆さんあまりこういうシンボルには重きを置かないようなので、やりなおしもなく終了後にスイス合宿チームに手渡された。

キャンドルは毎回違うものになってしまうけど、ロウソク立ては第一回SOLの開催地英国ブリストルの手作り職人がつくったもの。それを大事にするためにJ−SOLに渡された時にケースをつくってあげた。このオレンジのジュラルミンケース。これを見るたびにニンマリしてしまう。

一昨年と昨年は最後の主催者チームに対する拍手が長すぎてちょっと間延びした気がしたが、今年はコンパクトで良かった。そして来年の英国オックスフォードでのSOLのお知らせスキットをポールと大学教授の格好をしたコリン(テート美術館の人)が演じて面白かった。オックスフォードはロンドンから1時間くらい。来年は行きたいという日本人が結構いる。これを読んでいるあなたもどうですか?

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2011年05月23日(月)  Ben Furman "COOPERATION"

昨日一日はゆっくりお休みして、ブダペスト観光をした。ドナウ川に浮かぶ船上レストラン。そしてトルコ風呂。お風呂自体は何百年も前の建物で、雰囲気が良かった。ぬるいのでずっと入ってられるし、水着は着るけど男女一緒なのも楽しい。マッサージに関しては、もちろん日本のトルコ風呂(ソープ)とはまったく違って男のマッサージ師が簡単なマッサージをするだけだった。実は土曜日の夜からモニカさんのアパートに泊めてもらっている。さすがルフトハンザシステムズの社長、アパートと呼んでいるけど、天井がものすごく高くて、ゆったりとしたスペースのある気持ちよい住まいだ。余計なものを一切おいてない。

今日はSOL2011のポストカンファレンスセミナーとして開催されたベン・ファーマンの「COOPERATION」にモニカさんと一緒に参加した。彼女はずっと前から彼に会いたかったそうだ。なぜなら彼の著書"It's Never Too Late to Have a Happy Childhood"にインスパイアされて、色々苦労してきた年老いたお母さんに「今から幸せな人生を送ることができるのよ」というメッセージを伝えることができたからとのこと。で、今日初対面。ベンもその話しを聞いてうれしそうだった。

職場で良い人間関係をつくっていくための"COOPERATION"セミナーの内容は、悪くはなかった。ベンのジョークも面白い。だが、職場では「いじめ」など良くない人間関係があることが前提で、それを変えていくというフレームでつくられているので、下手にやるとそういう問題にかえって油を注いでしまわないかなあと思った。カウンセリングを沢山してきた人なので、彼みたいな人が職場にいたらこういう風にするんだろうなあというのはわかる。しかし、ZACROSで起こったことはこの流れからだと生まれないかも。

「悪いこと直し」というよりは「良いことづくり」をしたいんだよね。


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