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SOL国際会議2008
公開日記「そのままやっちゃん」から転載したものです。
2008年05月03日(土)  ”俺はそこにいたぜ!”J-SOL ONE

5月9〜11日はドイツ・ケルンでSOL2008が開催される。今年は日本からなんと7人の参加者、現地で通訳のために雇った大学院生を入れると8人の日本人が参加する。J-SOL ONE成功のニュースはもうメーリングリストで向こうの人たちに届いているけど、さらにアピールしちゃおうかなということでカミさんがTシャツをつくってくれた。

マークが教えてくれたSOL創立の時のエクササイズ、「私はSOLが始まった時にいたんですよ!」「えっ、私もですよ!」からもらった文章で、"I was THERE when J-SOL started. TOKYO April 27 2008"と入れて、J-SOLのロゴを入れた。そして胸には日の丸を彷彿とさせる赤い丸と名前。J-SOLの余韻が残っているので、もう着る前からうれしくなっちゃう!オリムピックじゃないけど、日本ソリューショニスト団の制服!なんちゃって。

今回はカミさんの手作りでちょっと大変だったんだけど、J-SOL ONEに出た人で希望者が多ければ、たくさんつくっちゃおうかなって思う。

2008年05月04日(日)  ジャッキー・ケディさん・・・ロンドンのお巡りさん

今ケルンのSOL2008に参加する日本人グループのために通訳の準備をしたいからと、分科会プレゼンターの人たちに資料の事前提供をお願いしたら、皆さん快く送ってくれる。マークがJ-SOLレポートを書いてくれたおかげで、みんな「おめでとう」で始めるメールをくれる。ほんとにありがたいことだ。

その中でこのジャッキーさんは雑誌に取材されたときの記事を送ってくれた。ジャッキーさんはいわゆるお巡りさんだった。実際に街の巡回パトロールをする役割だ。いろいろな犯罪者にも実際に出会ってきたそうだ。

それが4年前にロンドン警視庁の内部調査で、もっと人間的要素を高めないと組織が崩壊する危機であるという結果が出て、コーチング導入が決まった。その時の担当になったのがジャッキーさんだ。その時にSFと出会った。それから短い時間の間に組織内にコーチングをいきわたらせ、成果測定もしっかりしている。税金で食べさせてもらってるんだから、無駄なお金は使えないなんてコメントもしている。素晴らしい人だ。会うのが楽しみ!

2008年05月05日(月)  SOL2008で配布される小冊子

これは快挙だ。日本人のSF実践記録が小冊子となってケルンでのSOL2008大会で配布される。実践コース修了生の石川雅嗣さんが作成してJ-SOLで配った「若者のためのSFキャリアコンサルティング実践術」をマークのセミナーで通訳してくださった熊谷さんが翻訳してくれた。たった数日の間にこれだけの量の翻訳をするのはすごい。本人いわく、「仕事じゃできなかったと思う。石川さんの思いを海外に伝えるのを手伝いたいって思ったからできたんだわ。」とのこと。

そのおかげでアムステルダムに来て少しゆっくりしようかと思っていたのに、メールが飛んできて校正するはめに・・・あ、「はめに」なんて言っちゃいけないよね。こんなにおめでたいことなんだから。校正しつつ思ったけど、石川さんが若者とやり取りするところの描写は英語でもすごくちゃんと伝わる。言葉の問題じゃなくて、それ以前の姿勢みたいなものが言葉によくあらわれてるからかな。

実際皆さんどんな反応してくれるだろうね?それが楽しみだ。今回は石川作成、熊谷翻訳、青木校正というチームワークだった。J-SOLをやってからコラボレーションという言葉の実感が200%くらい増した気がする。

2008年05月06日(火)  すごい!J-SOLアンケート結果

壷井さんからJ-SOLのアンケート集計結果がメールで届いた。ケルンのSOLでのJ-SOLレポートに組み込むために送ったもらった。J-SOLのHPに正式にアップするのはもう少し先になるが、とってもいい結果なので、うれしくて一部分先にこのブログで公表したい。

112名の参加で、内22名が運営スタッフなのでアンケートには答えていない。だから対象者が90名で、有効回答数が76。84%の回収率だ。そしてこの画面は満足度スケーリングの結果。10が期待通りだった、そして11以上は期待以上に良かった。なんと平均が10.1ポイント。つまり全体としては「期待以上に良かった」の方に針が振れている!!!そして次回も来たい、MLに参加する、勉強会の案内が欲しいなど、これからSFを深めたいという方向の質問への回答はすべて90%以上がYESだった。主催者側の感触としては、非常にさわやかで充実感があったのだが、参加者の皆さんにとってどうであったかが最も大事なわけで、それが数字上でもこれだけ良かったと証明されて本当にうれしい。

さあ、J-SOL2に向けての一歩がまた始まるぞお。本場のSOLを体験する仲間もたくさん増えて、J-SOL2は一体どのくらいパワーアップするんだろう!!

2008年05月07日(水)  ケルンに到着!

ケルンと言えば大聖堂。一枚の写真には収めきれないほど、でっかい!見上げると山を見ているようだ。一番てっぺんの先端部分を乗せた職人は怖くなかったのかなあなどと考えてしまった(笑)。正面の広場には、マントマイム師がいたり、グランドピアノを台車でもちこんで弾いている人がいたり、宗教画を石畳の上に書いている人がいたり、ヨーロッパって感じがする。

天気のいい5月のヨーロッパはとっても気持ちがいい。空気が乾いているからビールが美味しい。そして旬のホワイトアスパラガスがとろっと口の中でとろける美味しさだ。今日は伊藤さんが到着したので、ビール専門店に行ってみた。グラスはすごく小さくて何人もいるウエイターの人たちがグラスがいくつも入る専用の手提げを持ち歩いて各テーブルを回る。大きなジョッキはないの?と聞いたら、ババリア地方にはそういうのがあるけど、うちは注ぎたてを大事にするから小さいのしかないとの答え。うん、確かにすぐに飲み干して新鮮なのをもらった方がうまいよね。

去年のブルージュの時も観光案内は一切読まずに来て、世界遺産の町だったって行ってからわかったのだが、今回も観光案内はまったく見ていない。いわゆる観光地を見るよりも、そこの人がどんな雰囲気や特徴を持っているのかの方が面白い。ドイツってなんだかいろいろなものがしっかり(solid)している感じがする。あいまいさとかは嫌いな国民なのかなあ・・・

2008年05月08日(木)  SF遣欧使節団全員集合しました!

いやあ、それぞれみんなその人らしい良い顔してるなあって思う。この季節の欧州のEVENINGは最高だね。とっても気持ちいいし、ビールのさわやかな美味しさが似合う季節。これで時間はもう8時近いのに外がこれだけ明るい。サマータイムを採用していることもあるし、緯度が高いこともある。中学生の時、英語で夜はEVENINGとNIGHTがあるって教わった時、いつまでがEVENING で、いつからがNIGHTなのか悩んだけど、こっちに来てみてこういう時間帯を体験すると、ああEVENINGって仕事が終わってから暗くなるまで色々な形でくつろぐ時間帯のことなのかなって思う。

それにしてもこの8人よく集まったよなあ。今日初めての全員集合なので、お互いに自己紹介したけど、特に強い人脈とかでつながっているわけではない。でも多分血液型を聞いたら、B型とO型が多いような気がする。うん、これは早速明日確かめよう。女性の鈴木さん戸辺さん組は、ケルンに来る道中で、いろいろ四方山話をする中で「〜って何で・・なんだろう」と質問形の文章が相手からとんでくる毎に、「SFだから」を合言葉にしてたそうだ。で、それ以上深く追及しない。その感覚がとても楽だそうだ。明るく前向きに、独自の道を歩く傾向が強い(マイペース)人ばかりのような気がする。

「私はJ-SOLが始まった時、そこにいました。」(I was THERE when J-SOL started!)と書いたTシャツを今日は全員に配って、明日のキャバレーで一緒に着ることにした。しかしポンちゃんだけは和服を着るそうなので、例外です。いやあ、ほんとにSOLキャバレーでのJ−BOYSのデビュー楽しみだなあ!

2008年05月08日(木)  予期された幸福!

ホワイトアスパラガス。口の中で溶ける。ドイツ、ベルギー、オランダあたりでこの季節が旬らしい。まあ、とにかく大きくて柔らかい。今までSOLに来てもあまり食べ物の印象は残らなかったけど、今回は特に印象に残った。布山さんに事前に「美味しいよ」と一言聞いていたから、そういう影響って大きいんだなあ。予期していたものが、予期していた通りに良いと「よし、これ『お気に入り』に登録!」ってなるのかな。

そういう意味では、「ソーセージはやっぱりドイツだなあ」というセリフは用意されていたのに、一度も言う機会がなかった。「こっちはビールが美味いねえ!」は何回も言った。空気が乾いていて、気温が上がってきているので、ほんとちょうどいい。「パンが美味しいねえ。特に黒くていろいろな穀物が入ってるヤツ。」と「じゃがいも美味いなあ。」のセリフも何回か言った。次回ドイツに来る時は、ソーセージをターゲットにしよう。

言葉になった先入観が入ってないと、美味しくても「これ美味しいな」だけで記憶に強く残らず終わってしまうのかも。そういう意味では、セミナーをする時も、何が良いかを予告して、「ああ、やっぱり本当だ。」というシナリオをつくるのは大事だな。

2008年05月09日(金)通訳の白根さん・・それ以上の存在になった大ちゃん!

大風12号こと白根大輔君。今回彼がいてくれたことは本当にラッキーだった。通訳をしてもらったわけだけど、その役割以上に僕たちの面倒を見てくれた。すげーいいヤツだ。日本の大学を出てからベルリンの大学に来て、大学は英語で卒業し、今はドイツ語の大学院に行っている。

通訳を探そうとした時に、ラッキーにもポンタさんの親せきのツテで彼が見つかったわけだけど、同時通訳に近いことを期待していいのかどうか、その英語力、そしてトピックに対する日本語力が十分かどうかわからなかった。で、連絡を取ってみると無理に自分を良く見せることも、下手に卑下することもなく、とても自然な感じが好感がもてた。しかし、人柄が良いことと英語力が比例するかどうかわからない。なので、テレビのBBCニュースを見ながら日本語をしゃべるという練習をしてもらって、できそうかどうかセルフチェックしてもらうことになった。しばらくして連絡をとってみると、今は50%くらいしかできないが、もっとできるようになると思うという前向きな姿勢。事前準備のできないテレビニュースで50%なら何とかなりそうだと思い、頼むことを決めた。

そして実際会ってみると非常に気配りもできるし、ドイツ語ができることで今回の主催チームとのコミュニケーションもよく取れるし、非常に役に立ってくれた。チームのみんなも「大ちゃん」のことを好きになってしまった♪ 若いけど、尊敬できる生き方をしている。来年のオランダもよろしくね!

2008年05月09日(金)  SOL2008@Cologne Day1

さあ、いよいよ初日が始まる。大会開始前に集合して今日の内容をおおまかに確認。プロではない人間の同時通訳は限界があるので、事前にできるだけ内容を確認しておくことにした。出席予定した分科会の担当者にはあらかじめメールを送って、資料を送ってもらうようにお願いしてあったので、ある程度の内容は把握できていて良かった。

通訳はマイクに向けて話し、一人一人がレシーバーとヘッドホンをつけて聞くというシステムだが、思ったよりもずっと音がきれいに良く入るので良かった。朝のプログラムで日本チームを特別紹介してくれたので、立ち上がってヘッドホンを高く掲げてアピールした。大会中このヘッドホンをしているのが、意味もなくカッコイイような気がしてた。

マークが日本チームのところに来てくれた。まだJ-SOL ONEから2週間しかたっていないし、日本で会っていた人が何人もいるので、懐かしいというよりも、昨日会った人にまた会っているような感じだ。英語のJ-SOLレポートをすぐに書いてくれてどうもありがとうと言ったら、あれは帰りの飛行機の中でもう書くイメージができていて、書きたくて書いたと言っていた。「たいていこういうのってすぐ書くか、書かないか、だよね。」と言うので思い切りうなづいた。

2008年05月09日(金)  右脳を活性化!?

SOL大会の出だしには、いつも全員参加のアクティビティーがある。スイスの時はおもちゃで遊んだし、ウイーンの時はリズムごっこをしたし、今回はこのシモーネさんという歌手の指導で、全員が3部に分かれて合唱した。スクリーンにはパワポで「右脳を活性化しよう」と出ている。

しかしなあ、シモーネさんはSFをしている人ではないようだった。歌詞はワンフレーズだけなので簡単なんだけど、なかなかメロディーが難しかった。なのに、ほぼ一回お手本を歌っただけで「はい、どうぞ〜」と言われてもねえ。スモールステップお願いしま〜す。

朝の全体会は20カ国から150人来たということで、恒例の国別紹介。グループ毎に立ち上がって皆さんから拍手を受ける。日本人は8人(7人参加者、通訳1人)で何と全参加国中5位だそうだ。こんな遠いところから、わざわざ通訳をつけてまで行くって、ホントに日本人の好奇心、学ぶ姿勢はすごいね!

それからStudy Buddyという名前で、SOLが初めての人とそうでない人で2人組をつくり、ときどき会っては学びが進んでいるかお互いに話を聞くという仕組みがあった。僕は、ドイツ在住アイルランド人カウンセラーで、これからコーチングの仕事を増やしたいと言っているベロニカさんがパートナーになった。日本人グループを見まわしてみると、一緒に組むかと思ったら、何と、みんな外国人と組んでいる!あれ、英語しゃべるんだっけ?ダイジョブかあ?すごい度胸!

2008年05月09日(金)  分科会SLOT1 ”SCC”10分間SFコーチング

スウエーデンのアニェッタさんとカースティンさんは、1980年代からFKCという名前の組織をつくり、ソリューションフォーカスの手法を活用した組織開発、リーダーシップ研修、家族セラピー、治療的教育プログラム等を提供してきた。

組織の中で仕事をしていく上で、コミュニケーションの重要さは理解していても実際十分に話し合うという余裕がない場合が多い。SCCとはShort Cut Coachingの略、つまり近道コーチングだ。10分でコーチングをするとしたら、どんな質問が有効なのだろうか?この問に答えるためのプロジェクトを彼女たちは実施した。SF的な質問を厳選して用意しておき、10分間の無料コーチングを提供する代わりにビデオ撮りやフォローアップをさせてもらう約束で何人もの人をコーチングして、効果があったかどうかのフォローアップを実施した。そして10分でも十分手ごたえのあるコーチングができたということで、どんな質問を使ったのかを分かち合ってくれた。

特に目新しい質問ではないのだが、実際にビデオ撮りをしたものを見せてくれて、実証的であるところに説得力があった。フォローアップの声の中で、自分の考えが整理できて、行動を起こすことにつながっているというのが多かった。

2008年05月09日(金)  果敢に質問\(^o^)

石川さんは今回自分が執筆したキャリアコンサルティングの小冊子を英訳して持ってきていたので、英会話はそれほど流暢でなくても、話題にはことかかなかった。”I am a career consultant. I wrote this booklet.”というだけで十分相手は興味を持ってくれる。だから会話もなんとなく成り立つ(らしい)。 インスーと共著でコーチングの本を書いたピーター・ザボさんは、彼の小冊子をちゃんと読んでくれて、お返しの本をくれたそうだ。

今回参加している日本人の皆さんは、ポンタさん以外は通訳がいるなら参加するということだったので、英語はそんなに得意な方ではない。なので、はじっこの方で大人しく難しい顔をしているだけだったらどうしようという心配も少しはしていたのだが、まったく杞憂であった。通訳の大ちゃんもいるので、どんどん質問する。

マークが言ったことが印象に残っている。全体会で伊藤さんが手を上げて立ち上がり、日本語でしゃべり始めたことがSOLにとって画期的なことだったそうだ。つまり今までは何国人であっても訛りのある英語で発言したわけだけど、今回初めて外国語、しかもアルファベット圏ではない国の言葉での発言が通訳されたわけだ。単にインターナショナルからグローバルになったわけ!

2008年05月09日(金)  分科会:「情動、感情、脳、そしてSF」

マイケル・ヤートさんはSFは人間の意識に5万年前からビルトインされているという考え方を提唱しているソリューショニストだ。だから教条的になったり、SF至上主義的なもの言いには異を唱える。つまり“SF”がしていることは、もともと人間の意識の中に与えられている、欲しいものを手に入れる(解決)ための回路を活性化させているだけなわけだから、SFが唯一の方法ではないし、SFの要素を持った考え方や手法は他にもたくさんあると。その回路にスイッチが入るのであれば、いわゆる“SF”であってもなくてもソリューションフォーカスなのだ。この考え方は好きだ。

「5万年前から・・・」という表現がいいんだよなあ。言ってることは当たり前のような気がするけど、科学的な感じがするので、思わずうなづいてしまう。この分科会で一番面白いと思ったのは、「中立的な感情」の話。普通はポジとネガの感情の説明枠なので、いかにネガをポジに転換するかという話になってしまうが、ネガをポジにっていうのは言うほど簡単じゃないし、却って抵抗を生みやすい。

そこでこの中立的感情状態が大切になってくるのだが、ようするに「えっ!?」とびっくりする状態のこと。例えば、落胆の気持を感じている人に「元気出せ」というのは苦しい。しかし、一旦「変な質問してもいい?」から始まってミラクルクエスチョンをされると、思いがけないので「えっ!?」の状態になる、そこからポジの発想に転換することは、力づくでなくできる。心地よい混乱、創造的とまどい、色々な名前が考えられる。彼は今ではnot-knowingという言葉は使わず、この肯定的な混乱の概念を大事にしている。

2008年05月09日(金)  2008年度 SOL国際運営グループミーティング

左がドイツのクラウス、右がオランダのバート。だいたい次年度の大会実行委員長がその年の会議議長をつとめる。だからバートが議長だ。そして次年度の開催方法などについて発表、意見交換がある。その前に「この一年間いくつかのSOLイベントがありましたが、ひとつ画期的なイベントがありました。J-SOL、日本でのSOLです。皆さん、拍手をどうぞ!」と紹介してくれた。その時たぶん自分はハニカミ王子になっていたと思う。あ、王子じゃなくてオージサンですね、失礼(笑)。

で、さらに2010年の候補は今どこが上がっているのかというのが議題になったが、今のところチェコのプラハでやりたいという女性が一人いるだけだ。チェコは他の地域に比べてまだまだソリューションフォーカスが普及していないのでちょっと難しそうだが、開催されれば、初の東欧開催だ。同じ東なら日本まで来てしまいませんか?って言ってみようかなあ・・・。

もし日本でやるなら京都だよね。いやいや東京でしょう。いやいや自然環境のいいところがいいですよ。いろいろな意見が出そうだなあ。日本でやるならやはり「精神性」というのを脳科学や実践SF的に解釈して、SFの実践は人間としての成長につながるみたいなことをテーマにしたいな・・・あ、まだ単なるアイデアです、はい。

2008年05月09日(金)  J-BOYS@SOL Cabaret♪

濃いなあこの3人。僕は普段大人しいフリをしてるんだけど(してない?)、この2人の間に入ると大人しくなどしていられない。思いっきり場を引っ張る力が強い2人なので、自分も頑張ってしまう。いいバランスかも。

SOLでは毎年夜は素人演芸会の“SOL Cabaret”と市内観光ディナーっていうパターンになっている。J-SOLの時もそうだったけど、「キャバレー」にかける意欲はこの3人のJ-BOYSはいずれ劣らずひけをとらない。単なる目立ちたがり!?伊藤さんはバカ殿のイメージで衣装と刀まで用意してきてくれた。刀はちゃんとスイッチ一つで「チャキーン」と電子音がするものだ。ポンタさんはちゃんと着物を着こなした粋な若旦那(ほめすぎ?)。この3人で”Fly me to the Moon”の替え歌を歌った。

今回すごかったのは、まず日本クイズタイムがあり、「日本の首都は?」みたいな簡単なクイズで正解者に千代紙などの日本グッズのおみやげを配ったこと。そして何とジェニー・クラークさんの発案で急きょJ-SOL Girls(ジェニー、戸辺さん、鈴木さん)が結成され、歌を歌ったこと。そしてJ‐BOYSと三部構成になっていて、何と最後はスタンディングオベーションになってしまったのでしたあ!!!気持ちいいぃぃぃ♪

2008年05月10日(土)  Day2 "make your own"・・・ご自分なりに

2日目午前中の全体会はマイケル・ヤートの「マイクロ・ツールPLUS」の講義と実習。マイクロ・ツールとは、5分しかないのに突然部下から相談を受けたら、さあどうする?みたいな状況でSF的発想をしたら、どういう質問をするかをまとめたもの。彼はアップルを使いこなしているので非常にきれいなビジュアルをつくるのだが、プロジェクターの関係で今回はスクリーンがよく見えなかった。会場からも失笑が起こっていたが、さすがマイケル、それもネタにしてうまくレクチャーしていた。

で、最後はこのスライドにあるように、make your own…..基本的な考え方を理解したら、自分の仕事状況にフィットするようにカスタマイズしよう。これがいいんだよなあ。SFはシンプルだけど、応用は様々。逆にカスタマイズしないと効果がないこともよくある。

去年のSOL夏期大学では時間があったので、みんなでグループに分かれて実際にマイクロツールをつくってみた。実際には使いものにならなかったものもあるが、効果を生みだした素晴らしい新ツールもできた。マイクロ・プランニング、マイクロ評価、マイクロ人間関係修復、マイクロ葛藤解決など。自分なりの工夫は分かち合うことで実践的になる。

2008年05月10日(土)  Trailer Show (予告編)

こっちのSOLは3日間で余裕があるから、分科会紹介も毎日ある程度時間をかけてやる。その日の分科会プレゼンターが全員登壇して、一人一人順番にするのだが、小道具を使ったパフォーマンスをする人もいるし、寸劇でやる人もいるし、確かにこれ自体がSHOWだ。来年のJ-SOLでは取り入れてもいいなあと思う。

司会をしているのはドイツ人クラウス君。分子生物学博士。メーリングリストではいつも博識を披露してくれる。ダジャレも多い。言葉が好きなんだろうなあ。結構難しいことを言うけど、それを簡単な言葉で言えたときに快感を感じてるんじゃないかと思う。

そして一番右はじに見えるのは、ブルース・ウッディングスさん。前にもブログに登場してもらったが、結構重厚なビジネスの世界の人だ。今回は“Getting to the Future First”というタイトルでの分科会。計画倒れにならないシンプルな実践的戦略策定法の話。BBCで成果をあげたとのことでクライアントも一緒にプレゼンに参加するという説明をしている時に、ちょうど入口にそのBBCのリチャードさんが現れた。演出か!?

2008年05月10日(土)  ランダム・アクセス・カードのゴダット君と意見交換

去年スイスでのSFコーチングセミナーから持ち帰った「ランダム・アクセス・カード」をSF実践コースで紹介した。そしたら、このポンタさんのキャリアカレッジで使いたいと言うので、ゴダット君に聞くと、使ってもよいとのことだった。で、ポンタさんのところではかなり流行っているらしい。J-SOL ONE の時にはゴダット君のファンという若い女性から伝言まで頼まれた。

ランダム・アクセス・カード・コーチングは面白い。トランプのようになっているカード一枚づつに質問が書いてある。コーチ役はそれを適当に引いてそのまま質問するだけだ。あてはまらなければ次のカードを引けば良い。これが結構見事にハマる時が多い。それだけSF質問は汎用性が高いということだ。

あとね、とても大きいのは、質問者の意図が反映されないこと。質問はやはりある方向に向かっていきたいという意図があってする場合が多いので、聞かれる方にとっては、それが明確でなくて居心地の悪い質問をされると、コーチに対する抵抗感が湧いてくる。このカード方式だと、お互いそれは偶然だと思っているから、その抵抗感はない。そしてコーチ側にも次に何て聞けばいいか考えるプレッシャーがないので、非常に気持ちよく聞ける。

2008年05月10日(土)  画期的!SF監査人(Auditor)

ジェニーと一緒にこのマーロンさんがプレゼンしてくれた分科会は感動的なインパクトがあった。「デミングとSFの出会い:ISO9000を超えてSF的品質向上の道を探ろう」というタイトルだ。マーロンさんはジェットエンジンをつくる会社の人だ。エジプトのピラミッドをつくる時代から品質(同じ大きさの石を切りだす等)は人類の課題だった。そして近代社会では職人組合制度(ギルド)の時代から産業革命などを経てISOへと品質を保証するプロセスの制度化が進んだ。しかしISOなどは過度な文書化など制度のための制度に陥っている傾向が強い。そして審査官は忌み嫌われ、「ネコとネズミ現象:“審査官が来たぞ〜、まずいところを隠せ〜”」が起こる。それでは品質向上を目指すどころかブレーキになってしまう。

そこでSFの考え方を組みこんで、真の意味で品質保証(向上)を前向きに目指す関係構築を模索し、実践しているのがこのマーロンさんだ。従来は悪いところを見つけて改善勧告を出すだけと思われていた監査人が、「この監査過程が皆さんにとってもっとも有益な価値をもたらすとしたら、どんなことがあればいいですか?」なんていう質問をするなんて驚天動地!もちろん改善勧告もするのだが、良いところ、うまくいっているところもどんどんメモして、最後のフィードバックに組み込むとのこと。良いところを見ることで、改善点に対しても積極的になれる土壌をつくっているのが本当に素晴らしい。彼の話し方自体も非常に実直で信頼感を感じさせてくれた。もしかして世界初のSF監査人?

2008年05月10日(土)  SOLから出た新刊本!

SOL関係者50人余りが執筆した「57のSF研修アクティビティ」が出版された。ドイツ語と英語で同時に出版されたのだが、英語版が配送途中で行方不明になってしまい、会場に届かなかったので、おあずけをくらってしまった。僕も一つ“Dream Theatre”というのを書かせてもらったので楽しみにしていたのだが、残念。ドイツ語版の方でYasuteru Aokiの文字を確認させてもらった。

この階段の一番上でアナウンスしているのが、ピーター・ルーリグさん。この本の編集者であり、ケルン大会の実行委員長だ。彼はこの本にかなり入れ込んでいたので、とてもうれしそうだった。この階段に乗っている人たちは執筆者たちだ。原稿はそう長くないのだが、かなり細かくフィードバックしてくれて何回かやり取りした。それを50人とするのだから、相当大変な作業だったと思う。お疲れさまでした。

こういう形にして積極的に自分のノウハウを分かち合おうとするところがSOLのいいところだ。J-SOLからもこういう書籍が出る日は近いと思う。そのコンテンツは十分にある。

2008年05月10日(土)  分科会:「SFコーチングを組織に導入する方法」 ポール&ジャニン

2月に来日したポール&ジャニンさんによる分科会。これはかなり内容を詰め込んだと見えて思い切り早口だった。通訳は大変だったろうなあ(笑)。あとでジャニンに「あんなに早くしゃべることができるなんて知らなかったよ。」と言ったら、「日本ではゆっくりしゃべるようにかなり努力したからねえ。」と言っていた。

印象に残っているのは、コーチングとは何かというのをクライアントに定義させるところ。「大切な人をその人の行きたいところへ送り届ける」とか「自発性を引き出す質問を中心とした会話」とかいかにも本に書いてありそうな定義をレクチャーしても、意味はわかるけど「入ってはいかない」ことが多い。(本間正人さんのように「信、認、任」とか語呂合わせで意味をおぼえやすくするようなのは覚えやすいけどね。)

そこで研修先の会社の人たちに定義させる。既存の定義にはないユニークさや、その会社特有の状況にフィットした言葉も出てきて、自分たちがつくった定義だと思うと愛着も湧く。これはまさにSFだなあと思う。

2008年05月10日(土)  Open Space..."JAPAN SALON"

2日目はオープンスペースという自律組織型のワークショップが最後にあった。話したいトピックがある人は全体会で前に出ていき、こんなことを話し合いたいとか、こんな面白いものがあるので見て欲しいとか、〜に関心がある人同士で集まりたいとか発表して、時間と場所を決める。特に何も準備していなくてもいいし、準備してきたことでやってもかまわない。今回は30分単位で3モデュール、短めだった。好きなところに行って、好きなだけそこに居て、また他のところに自由に行くこと(バラフライと呼ばれている)がお互いの了解の下、許されている。そばまで行っても中に入らず、様子をうかがって周辺でおしゃべるする「みつばち」というのもありだ。

日本チームはどうする?と皆さんに聞いたら、「ジャパンオープンスペース」をやろうというので、何するの?と聞いたら、日本に関するよろず質問に何でも答えるのがいいということになった。

で、ふたを開けてみると結構人が集まってくれて、いろいろな質問が出た。回答をチームジャパンにふるのが面白かった。しかし自分は通訳に一生懸命で、話の内容は覚えていない・・・

2008年05月10日(土)  Team Japan リフレクティングタイム

いい風景だなあ。

オープンスペース「ジャパンサロン」を終わった後で、「今日はどやった?」あ、いかん、ポンタがうつってる。「今日はどうだった?」のリフレクティングタイム。それぞれが自分のペースで何かをつかんでいる。

この写真を見て思うのは、「一体来年はこの輪を何人で囲むんだろう???」

2008年05月10日(土)  キヨちゃんのピアニカで大合唱♪

伊藤さんは若い頃ジャーナリストだった。もっと若い時はミュージシャンだった。それで30年前海外のジャーナリストの大会に行った時、ピアノでビートルズを弾いたら、どんどん人が集まってきてしまって大合唱になったそうだ。今回はピアニカだが、似たような状態になった♪”Yesterday〜♪”ドイツなのでローレライも歌った。やはりドイツ人は喜ぶ。アニーこと鈴木さんがチップを集める係!ほんとにお金もらったの???

ここは船でライン河を少し下ってきたレストラン。夜12時くらいまでわーわーやっていた。それでもまだ帰らない人もいる。今回はチームで動いていることが多かったので、昨年までのようにいろいろな人と話す機会は少なかったが、ここではアメリカ人のボブと話せて非常に有意義だった。彼は高校生の時は家族の問題がかなり重くて鬱病っぽかったのに、瞑想がきっかけで良い未来を描けることがわかったら、それから人生が変わったそうだ。今回はキャバレーなどでもかなり舞台上で活躍したが、ほんとに自意識を感じさせない明るさがある。いや、自意識がなければ人は基本的に明るいのかも。

それにしてもまだ2日目なんて信じられない〜!

2008年05月11日(日)  DAY3 「未来に向けて」

朝の全体会はトピックグループに分かれてマイクロツールを使ったセッション。僕はジェニーの「品質マネジメント」に参加した。日本チームは教育のグループに参加した。この時のマイクロツールは、

*Where do you want to be next year? 来年は何を手に入れていたい?
*What has been achieved already? 既に達成できていることは?
*What is the next small step to drive this topic forward?
このトピックをさらに推進するための次のスモールステップは何?
*Who will be the contact person? 誰が連絡係になるか?

品質のグループでは「SF監査人」のマーロンがいるのが心強い。時間がなくてグループの中ではシェアしなかったが、僕もこれから関わることになっているある製造業の会社の大きなプロジェクトで「品質向上」につながる組織づくりに取り組む。これだけ国際色豊かなリフレクティングチームが後ろに控えてくれていると考えると楽しみだ!

2008年05月11日(日)  最後の分科会: 「日々のSF」

フェリックス君は企業の人事部門につとめている。社内には色々なもめごともあるし、人事なので当然毎日人と話すことが多い。そんな中でSFをどのように活用しているのかという自分の体験を話しながら、参加者にも毎日の中でどのように使っているかというのを話させるワークをした。

例えば、2週間前に彼のところに入社半年くらいの女性が来て、「もうあの上司とはやってられない!だって〜で・・で〜なんですもの!」とまくしたてたことがあったそうだ。「もし皆さんが私の立場だったらどうしますか?」という質問が投げかけられ、最初に答えたのは、そう、我らがポンちゃん。「思いっきり同意して、本人よりもさらにひどくその上司のことを言いますね(一同ざわめく)。で、そうやってるとある時点で反作用が起こるんですわ。『でも、あの人意外とやさしい時もあるんです。』なんてね。そしたらまた思い切りそれをほめるんですわ。『あんたえらいなあ。その人のええとこも見えてんねんなあ』って。」(一同納得!)関西弁は翻訳できなかったので、普通の英語で伝えました(笑)

僕は通訳しながらもワークに参加したが、鈴木さんに話を聞いてもらって良かった。J-SOL ONE のことを話した後で、「青木さんはメンバーに対して尊重と信頼をもって接してたんですね。」というOKメッセージが素直に受け取れた。自分の体験を話してOKメッセージをもらうって大事だね。自信が言語化されて定着する!

2008年05月11日(日)  J-SOL Report@SOL2008

2009年にSOL国際大会開催国となるオランダチームへの引きつぎセレモニーの前に、特別時間をもらってJ-SOLのレポートをさせてもらった。33枚のスライドを10分で見せたので駆け足だったが、見るだけでわかるような構成だったし、途中で何回も拍手が起きたので、かなり伝えたいことは伝わったと思う。当日の様子だけでなく、昨年のSOL夏期大学で日本でのSOL開催をオープンスペースで検討したところから始まって、今年年頭のダイヤモンド社からのSF本出版、ポール&ジャニンのセミナー、マーク&ジェニーのセミナーと続いてJ-SOL ONEにつながる一連のJ-SOLキャンペーンとしての取り組みであったことも紹介。アンケートの素晴らしい結果も報告。まあ自慢させてもらったわけだ。

J-SOLがこれだけ成功し、国際大会にも8人送りこんだことで、他の国の人たちにいい刺激になったと喜んでくれる人が多かった。その影響かどうかはわからないが、メーリングリストでイタリアのMarcoが早速「来年イタリアから来るのは僕一人ではないことを宣言します!」って書いていた。彼はKEN-DO、AIKI-DOと同じようにSOL-DOがあるような気がするなんて書いていて、日本文化にも通じているようだ。

この最後のスライドで、J-SOLが2,3,4,5と発展していけば、いつかSOL本大会を日本に誘致する可能性があるねと締めくくった。

2008年05月11日(日)  来年はオランダのTEXEL

SOL2009はオランダのTEXEL島という自然の保護地区にもなっている風光明媚な場所で開催されることが今日発表された。テクセルと読みたくなるが、実際の発音はテッスルだとオランダの人が教えてくれた。インターネットでいくつかブログを見ると自然体験リゾートのような場所らしいとわかる。海水浴もできるらしい。

来年の大会テーマはCONNECTION、「つながり」だ。自分自身、目の前の人、目の前にはいない人たちといろいろなつながりをつくることによって、学び合い、分かち合い、成長しようというスローガン。オランダチームのリーダー、バートは障害者の学校での仕事をしていて、とてもゆっくりしゃべる人だ。もう孫もいるのでかなり年齢はいっていると思うのだが、若々しい。娘さんが、自分が同じ苗字だとわかると奥さんかと聞かれて困ると笑っていた。SOLにはコンサル系の理論派もいれば、セラピー系の会話重視な人たちもいるし、いろいろなタイプがいるが、彼からはあまり効率だの生産性だのという言葉は出てこない気がする。人と人のつながり、これを重視するとどんな大会になるのだろう。興味津津だ。

しかし、一番興味津津なのは、一体日本から何人行くだろうってこと!これを読んでいる方は候補者ですね(^o^)v

2008年05月11日(日)  お疲れさまでしたあ、乾杯!

大会が1時に終了した後で、マークとジェニーが日本でお世話になったお返しにということで日本チームをランチに招待してくれた。ケルンの町中の外にテーブルがあるレストランだ。天気がいいからホントに気持ちいい。空気が乾いているので、ビールが美味い!

いくつか料理を頼んでみんなで小皿にシェアして食べたが、こっちでそういう方式で食べるグループはほとんどない。実際やってみると、いろいろ食べることができていいねとは言うけど、どうも「誰が何を」食べるかと決めるのがしっくりするらしい。主語があいまいなのは言語だけじゃなくて、食卓も??って考えるとおかしいな、ははは。

それにしても、これだけの人が英語の不便さをものともせず、果敢にこんな異国の地まで来るっていうのはすごいことだ。ありがたい。最後に一言シェアをお願いしたが、皆さんそれぞれ色々なことを学んだり、体験したり、有意義な時間を過ごしていただいたようで本当にうれしい。事故もなく無事にSF日本チームのSOL大会派遣を終えることができたことを深く感謝!!!


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